2024.9.11 1万円チャレンジ開始
日利連日プラス、週利毎週プラス!4週連続週利プラス!
2024.10.15 口座残高63,000円突破!いける!いける!今回こそいけるぞ!!!伝説が始まる!!!!
2024.10.16 -61,590円。試合終了…え?ナニガアッタ??
ポジポジ病には2種類あった。隠れポジポジ病とは?
前回、いけしゃあしゃあと「ポジポジ病を克服することができました。」と書き連ねましたが、この通り1か月ちょいで見事にやらかしました。ポジポジ病、治った気になっていただけなんですね。えぇ。
というわけで今回は、賢者モードにお帰りなさいした今、やらかしの原因を深掘り、次戦へ向けた対策を練り練りしたいと思います。
何をしでかしたのか?
順調に資金を増やし続けて1か月が経過。仕事と家事育児の疲れも重なり、夜寝落ちして思うようなトレードができない日々がたまたま数日続きました。
資金が50,000円を突破したあたりから、順調に積みあがる残高の数字に無意識に惚れ込んでいた私は、欲望に侵された愚者モードに浸っていました。そのため、「早く10万円に到達したい」との焦りが生じ、意識が「損失の限定」から「利益を取る方向」へ向いてしまいました。
そして昼休み、「ちょっとだけよ」の気持ちでスマホのMT4を開くと、ゴールドがいかにも落ちそうな形。反射的にポチっとポジったところ、即逆行。ロットも大きく入っていたので損切りもできず、たった一晩で1か月積み上げたものを全てを失ったのでした。
東京時間は難しくて兼業トレーダーとの相性が悪いとわかっていながらいじってしまった…
1か月のトレード期間中、ポジポジ病は治ったという自覚がありました。以前は移動時間や休憩時間にしきりにスマホでポチポチ無駄撃ちをして数日から1~2週間での退場を繰り返していましたが、今回退場するまでの1か月の間は、そうした症状が現れなかったからです。
表面的には治ったポジポジ病、ではなぜポジポジしてしまったのか?
「隠れポジポジ病」に侵されていたからといえます。
隠れポジポジ病って?
中長期に渡って複利で利益を積み上げると、自覚はなくとも、人は必ず気が大きくなります。
この時、些細なきっかけで非常に無駄撃ちをしやすい状態にあるのです。
無駄撃ちのトリガーが引かれるきっかけとしては、
- 仕事や家庭など日常生活でのストレス
- トレードでちょっとした損失を出したこと
- 夜じっくりパソコンでチャートを見られない欲求不満が続いた
- 1か月も勝ててるからもう大丈夫という慢心
- 積みあがった資金に惚れて欲汁が湧き出ていた
- なんとなく出金をかけたので、早く元の規模へ戻したいという心理状態
ざっと考えてもこのようなものがあります。これらの事情が複雑に絡み合い、ふとした瞬間にふらふらっとポチポチして、退場へ至るのです。
きっかけ次第ですぐにトリガーが引かれる状態。これが隠れポジポジ病です。
表面的に規律を保てていても、きっかえ次第で大爆発炎上してしまう。実に不安定な状態なのでした。
日常的にポジポジ止められない「ポジポジ病」、日常的にはポジポジしないけど、いつの間にかきっかけ次第で止められなくなる「隠れポジポジ病」。ポジポジ病には少なくとも2種類あるのです。
ということが、退場して賢者モードになった今だから気付けるのですよね。
退場するまではこんなこと、考えようとも思いませんでした。
だからこそ、賢者モードに戻った時にしっかり振り返りを記録しておくと。
なお、賢者モードと愚者モードの意味については、前回記事の中段、【治療法1退場したら誓いを紙に書く~】にて解説していますので、よろしければご参照ください。
で、今後どうすんのよ?
ポジポジ病を完全に防ぎきることは難しい。
ならば、口座まるごと飛ばしてしまっても大丈夫な体制を常に取ることが大切なのではないかと考えました。
定期的に出金申請をかけるためのルール作りをすること。これこそが今の私に足りていないことだったのです。
一切出金申請をかけず、漠然と複利で利益を積み上げていると、いつか必ず全損する機会がやってきます。どんなに誓いを立てたところで、やってくるのです。
そのため、どういう利益の積み上げ方をしたらいくら出金をかけるのか?
これを事前にルール化しようというわけです。
事前にルール化していないと、いざ利益が積みあがると出金することが勿体ない感覚に支配されてしまい、出金申請をかけることが難しいです。(私がいつもこれでした。出金金縛り状態)
仮に出金申請をしたとしても、残金がとてもちっぽけなものに感じてしまい、「早くあの金額に戻したい!!」と、無駄撃ちや過度なロットを誘発してしまいます。これも隠れポジポジ病ですね。
別口座への資金移動を活用しよう。FXは複利よりも単利寄りで運用するのが手堅く安全。
別口座への小まめな資金移動を行い、定期的に出金申請をかけることで、メンタルを崩して主口座が壊滅することがあっても利益を守り切ることができます。
利益の最大化だけを考えれば、複利運用が効率的ですが、積み上げたものを一気に崩す危険性が付きまとう。
単利運用は手堅いものの、資金の伸び方が鈍いものとなってしまう。
ならば両者の良いとこどりをしようではないかと。
単利運用をベースにしつつ、複利運用もある程度効かせる出金ルール作り。以下のような感じで素案を考えました。
10,000円チャレンジでの出金ルール
2,000円プラスになる都度、1,000円を別口座へ資金移動させる。
これを繰り返し、主口座の残高が20,000円に到達したらお祝いとして5,000円を別口座へ資金移動。別口座の残高12,000円について、出金申請をかける。
資金15,000で再スタート。次は25,000円をゴールとして、3,000円プラスになる都度2,000円を別口座へ資金移動させる。
といった感じ。
損失が生じたら適宜別口座から補填するも良しとする。
このようなルールの元、1万円チャレンジをスタートさせてみます。ツイッターやブログでも適宜進捗状況をお伝えしますのでお楽しみに。
あと考えられるのが、例えば「日利の20%は即別口座へ資金移動する」といったルール。こういうものを併用するもの面白いかもしれませんね。
別口座に資金移動させる形で資金管理を行う際の注意点とスマホによるポジポジ病対
いくら別口座に資金移動させたからといって、損切りで熱くなった際にスマホでパパっとログインして主口座へ全額資金移動させて「えいや!」とポジってしまっては元も子もありません。(私はこの過ちを過去数回犯したことがあります)
スマホは退場の元凶。だからといって、スマホを断つわけにはいきません。前回記事では【治療法2】にてアプリのアンインストールを挙げましたが、アンストせずとも済む画期的な対処法が1つあります。
それは、スマホのMT4アプリの口座はデモ口座でログインさせておく。という対処法です。
何かの拍子についスマホを開いてしまい、「あ…ポジりてぇ…」となったら、ポジれば良いのです。
ただし、デモ口座でポジるのです。
無理に抑え込もうとしても、隠れポジポジ病を誘発するだけです。
ポジポジしたい欲求を解消させてあげれば良いのですから、ならばデモ口座でポジポジさせてあげると。
本口座へ切り替える間も惜しんでデモ口座でポチポチしたなら儲けものです。損することが100%ないのですから。
本口座だったら利益になっていたよ!損した気分だよ!
という意見に対しては、
スマホポジポジ運用に特化したデモ口座 VS パソコンでじっくり取引する本口座
の構図を思い浮かべることで損した気分が和らぐかと思います。
どういうことかといいますと、これまでスマホポジポジで退場のきかっけを作っていたわけなので、スマホ取引だけを行った場合の成績を算出するため、デモ口座に切り替えておくと想像してください。
その上で、自分が本来やりたい、パソコンでの落ち着いたトレード履歴のみ抽出した本口座の成績と比べた場合、果たしてどちらの成績が良いのか?を比較するための検証作業をしているイメージです。
スマホはスマホで真剣に欲求に従いポジポジすると、夜はパソコンで真剣に機会を待ってポチポチすると、
1か月間取引して2口座の成績を比べた時に、おそらくスマホのデモ口座の方が成績が悪いはずです。
一時的な勝ち負けはあれど、スマホトレードは衝動的なトレードを誘発しやすいので、普通の方ならそうなるはず。
もしもパソコンの本口座の方が成績が悪い場合は、時間帯の問題なのか、通貨ペアとの相性なのか、様々な要因が考えられますので、単純に「スマホで本口座の取引やってしまおう!」とは解釈しないようご注意ください。
以上の検証結果を身をもって体感することで、心の底から「スマホでポチポチするのやめよ」となるはずです。
最後に
以上、ポジポジ病が治っていなかった話でした。
ポジポジ病、実に奥深いものですね。人それぞれ個性に合った対処法が必ずあります。自己の内面を掘って掘って掘りまくることで、見えてくるものがあるはずです。
私もまだまだ発展途上。大損を出す時も当然あります。ですが、決して諦めません。
もう少しで必ずうまくいくという揺るぎない信念があるからです。FXを開始して5年目になり、1万円チャレンジで数倍に資金を増やせることが多くなりました。オフェンスは十分、あとはディフェンスだけ。ところがこのディフェンスの習得が想像以上に厄介。でもあと少しのところまで来ている。
という感覚を得てまたドン底へ落ちて…無数に繰り返し、やがて本当に成し遂げる日が来る。
3年後にこのブログを見返したときに、苦悩の日々が懐かしく思えている。
そんな未来を楽しみに明日もルールを守ることに集中します。
ご精読ありがとうございました。
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