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楽天SCHDを特定口座とNISAの成長投資枠、どちらで買うべきか悩んだ話

投資信託

2024.9.27販売開始の楽天SCHD「正式名称:楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)

販売開始からわずか7日間で残高100億円達成と大人気ですね。

毎月1万円の少額ではありますが、私も積み立てを開始しました。

積み立てを始めるにあたって、特定口座で積み立てるべきか、NISAの成長投資枠で積み立てるべきか、結構悩みました。今回は、悩みぬいた末にどのような結論へ至ったのか、お伝えしていこうと思います。

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楽天SCHDのここが凄い!

  • 過去10年間で平均増配率が約11%と安定しており、高い増配率を維持していること
  • 分配金が3か月ごとに入る(2月,5月、8月、11月に決算)こと
  • 長期保有で値上がりも見込める可能性大!タコ足分配の心配が基本的にはいらないこと
  • 構成銘柄がヘルスケアなどディフェンシブなセクターが中心のため、暴落に強いこと

詳細についてはユーチューブで検索するといくらでも出てきますので、ここでは割愛します。まぁとにかく優秀な投信であるということですね。えぇ。

25日決算で5営業日に入金なので、分配金が実際に入金されるのは3月、6月、9月、12月の頭頃になりそうです。

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特定口座にするか成長投資枠にするか問題の結論に至った3つの理由

いざ買おうとして思ったのが、「特定口座とNISAの成長投資枠のどちらの口座で買うのが良いのか…」ということ。

色々と調べた結果、NISA口座で買った方が良いという結論に至りました。(あくまで私の場合。性格により好みが分かれます)

理由1 二重課税調整制度で外国税を調整するよりも国内税を非課税にする方がお得

特定口座ですと、二重課税調整制度が自動適用されるため、外国税10%分が自動で戻ってきます。

ところが、NISA口座の場合、「そもそも国内税分が非課税だから二重課税になっていないでしょ。」

という理由で、二重課税調整制度は適用されません。そのため、外国税10%分は引かれてしまいます。

要するに、どっちみち税金はかかるわけです。(詳しい図解はユーチューブに腐るほどあります)

外国税…10%

国内税…20%

10%を調整して20%の税金を支払うよりも、20%の税金を非課税にする方が単純にお得ですよね。

また、金融所得課税の増税論争が活発な昨今、税率20%がいつ増税されてもおかしくありません。

日本の政治は、いにしえから権力者が年貢の取り立ててで農民を痛めつけ、江戸時代には「生かさず殺さず」をモットーに搾取してきた苛政を伝統としますので、近い将来税率25%に増税される可能性も0ではないと思います。

新NISAが超使いやすくなった=アメ ⇔ 金融所得課税の強化=ムチ 

そんな構図が透けて見えます。

将来の増税に対するリスクヘッジからも、NISA口座にしておくのが無難な気がします。

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理由2 成長投資枠を消費することは気にしなくてOK

特定口座を推す理由として、「NISA口座だと再投資で枠を消費してしまう」というものがあります。

S&P500などのインデックス投信であれば、分配金を受け取らず再投資することで、NISAの枠を使わず自動的に分配金分の口数が増えて、複利の効果を最大限に享受することができます。

ところが、SCHDの場合、分配金を一旦NISA口座の外で受け取ることとなるので、これを再びNISA口座へ投資すると、その分NISAの枠を使うことになってしまいます。

これもユーチューブで散々見ました。理論的には全く持ってその通りなのですが、ここで言いたいのが、

「あなたには今すぐ枠のことを気にするほどの大金をお持ちでしょうか?」

ということ。余剰資金が有り余っている方は、枠のことをあれこれ心配すればいいですが、そもそもそんな大金が現状ないのであれば、私はとりあえずNISAで良いのではないかと思います。

理由3 長期的に値上がりが見込める&安定増配で長期的に分配金もUP!ということは…

SCHDは長期的に値上がりも見込める投信です。基本的には死ぬまで売却しない前提で保有しますが、将来何らかの事情で売却しなければならなくなった場合、NISA口座であれば、売却益ももちろん非課税です。

特定口座ですと20.315%(将来的にはもっと上がっているかも)の税金が引かれますので、この差は大きいです。

また、理由1で配当金にかかる税金のことにも触れましたが、長期保有すると、当然ですが毎年の増配が進んでいますので、配当額もグングン伸びているわけですよね。

そのため、税率が高い方を選択すると、後からジワジワと、複利でダメージを受けることとなるのです。マイナスに働く複利ほどおそろしいものはないですね。

分配金に魅力を感じるかどうかは個人の好みの問題

SCHDは非常に優秀な投信ですが、複利が効きますので、理論上はオルカンやS&P500などのインデックス投信へ投資する方が増えます。

あとは好みの問題ですね。

  • 年4回分配金が入ることが嬉しい。モチベーションの維持向上に繋がる
  • 個別の高配当株と組み合わせて配当・分配金収入が毎月のように入る状態を作りたい
  • 配当・分配金収入 > 生活費 を目指している

といった方には最適な投信かと思います。

投資を長く続けるのに大切なことは、個人の性格に合った投資スタイルを取ること。

これから来るであろう、長期に渡る暴落停滞期に狼狽売りしないためにも、自分の中で納得し、腑に落ちたものを買うようにすることが肝要です。

以上、ご精読ありがとうございました。

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