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楽天証券版iDeCoの投信の選別方法

投資信託

2001年10月から始まり、2020年3月末時点で加入者が156万人まで増えたiDeCo。

iDeCoをきっかけに投資信託の購入を始めた方も多いのではないでしょうか。

毎月の積み立て設定について、何となく選んだ投信をそのまま放置している場合、非常に勿体ないことになっている可能性もあります。

今回は、楽天証券でiDeCoを使用した場合、どのように投信を選べば良いのか、簡単にお伝えしようと思います。

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投信を選ぶコツは消去法にあり

現在楽天証券では35種類の投信とみづほ銀行の定期預金、計36種類の商品を購入することができます。(2024.10.24現在)

楽天証券HPより引用

初心者だと何を基準に選べば良いのかわからず、途方にくれますよね。

選定の基準の一つとして、優れた投信 = 低コストな投信 と考えると良いです。

いくら成績が良くとも、コストが高ければ利益を食い潰してしまいます。

市場全体の成績が悪い時にも容赦なくコストがかかりますので、余計なコストを支払うことは、運用成績の良し悪しに影響することとなります。

なので、迷ったらまずは信託報酬を基準に消去法で振るいにかけるのがおすすめです。

信託報酬で消去法をかけてみよう

信託報酬1%以上の投信はコストが高すぎます。100万円投資して年1万円、10年で10万円のコストがかかるわけですからね。ゴミ商品といってよいでしょう。

できれば信託報酬は0.5%以下に抑えたいところ。

仮に上記に挙げた35種類の投信のうち、信託報酬が0.5%未満のもののみに色付けすると、

35種類 → 15種類 に一気に絞られました。

15種類について、更に消去法を考えていきます。

  • 国内株式 → 少子高齢化が厳しい日本株のインデックスに投資するなら米国株に投資した方が良い(日本株の高配当銘柄に投資するのはアリ)
  • 国内債券 → 日本が米国みたいに5%前後まで利上げすることは限りなく0に近いのでボツ
  • 国内REIT → パフォーマンスがマイナス続きでボツ
  • 外国債券・海外リート → 信託報酬が高めなので、もっと安いものを選択すべき
  • バランス型 → バランスと取った結果、中途半端なリターンを安くないコストで得ることになるのでボツ

といった理由から、これらを消去すると、残るは☆マークの付いた2つとなります。

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楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド

以前はこの商品がなくて、仕方なく楽天・全米株式インデックス・ファンドを選択していたのですが、いつの間にか楽天証券のiDeCoでもS&P500が積み立てできるようになっていたんですよね。私は主にS&P500を積み立てしています。

楽天・全米株式インデックス・ファンドですと、米国株約4,000銘柄に分散するため、S&P500よりもボラティリティが抑えられる傾向にあります。

信託報酬が0.1620%と十分安いですが、S&P500の信託報酬が0.0770%と、更に安くリターンも高いため、S&P500の方がおすすめです。

楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド

みんな大好きオルカン♪ こちらもいつの間にか選択できるようになっていたんですよね。

信託報酬は脅威の0.0561%!

迷ったらとりあえずオルカンを選んでおけば間違いないですね。

個人的にはS&P500推し

オルカンの目論見書を拝見しますと、2024.7現在ですが、米国の構成比が61.3%を占めています。

最近、インドの構成比が上げられたと話題になりましたが、米国が占める割合は依然として大きいです。

米国が構成比の半数以下になる時代が今後数年でやってくるとは考えにくいですよね。

数十年先ならどうかと言われると、「他の国が取ってかわっているかな…?」と考えかけますが、

これからメタバースや量子コンピューターの時代に進んでいった場合、その中心にいるのは引き続き米国だろうと考えます。(あくまで私見です)

そのため、アメリカに隕石が落ちたり、突然異星人に侵略されたりしない限りは、S&P500を積み立てるつもりです。

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iDeCoで債券を積み立てるのはもったいない!

iDeCoは原則60歳になるまで引き出すことができません。

S&P500の場合、過去どの期間を切り取っても、20年以上保有した場合、損益がプラスに収まるというデータがあります。

であるならば、数十年間引き出すことのできないiDeCoについては、株式100%で運用すべきと考えます。

超長期保有で株式ならではのリターンを享受することができるのに、わざわざリターンの少ない債券を積み立てるのはもったいないからです。

60歳間近になり、資金の引き出しを意識し始めてから徐々に債券へスイッチングしていくというのは良いと思いますが、20~30代のうちから債券へ投資するのはもったいないです。

まとめ

楽天証券のiDeCoにおける2強の投信

1,楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド

2,楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド

上記の2つをお好みで積み立てすればOK

良い投資と選ぶコツは消去法にあり。無駄なコストを支払うことのないよう注意しよう。

以上、ご精読ありがとうございました。

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