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初心者でもエリオット波動でトレードすることができる方法!

titlle FX
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エリオット波動とは?

エリオット波動といえば、下記の画像のような、1波~5波の推進波とA~C波の修正波で相場が構成されているという超有名な理論ですね。(ググると山ほど解説が出てきますので、一旦は基礎的な内容については割愛します。追々記事にするかもです)

エリオット波動は非常に強力な理論ですが、奥深くて難解な理論です。

elliotwave

多様な使い方がありますが、その中でもオーソドックスな手法としては、最もエネルギッシュなトレンドが出る「第3波」を狙う手法です。

うまくビッグウェーブに乗れると100pips近い値幅と捉えることも可能です。

初心者がエリオット波動でぶつかる壁と乗り越え方

初心者🔰
初心者🔰

いざ実際のチャートになると、どの波なのか検討がつかないんだけど…どうすればいいの?

実際のチャートでは、残念ながら図解のようなキレイな値動きをするこはほぼありません。そのため、初心者がチャートをみても、いまどの波が現れているのか検討がつかず、「エリオットはムズカシイ…」と拒絶反応が出てしまいがち。

ですが、ダウ理論を用いることでこの壁を乗り越えることができます!

ダウ理論についての詳細は追々記事にしますが、今回は簡単に触れつつご説明いたします。

まずは上位足にして現在地を分析しよう!

チャートは月足→週足→日足と、フラクタル構造になっています。

マトリョーシカのようなイメージですね。更に分解すると日足→4時間足→1時間足→15分足→5分足→1分足とフラクタル構造になっています。マルチタイムフレーム分析についても追々記事にしますよ~

matryoshka

初心者の方は1時間以下の短い時間足を用いると、上下の揺さぶりで正常な判断ができなくなるため、まずは時間足にして、現在地を分析する習慣をつけるようにしましょう。

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4時間足でエリオット波動の第3波を捉える3つの手順

では4時間足の環境でどのように第3波と捉えにいくのか、具体的な手順をご説明します。ラインチャートに切り替える(初心者向き)

ローソク足チャートからラインチャートに変更してみよう(初心者向け)

ローソク足のチャートだとヒゲをどう判断すべきか迷ってしまう。という方は、ラインチャートにすると良いです。チャートが1本の線になるので、ヒゲ先の扱いで困ることがなくなります。

チャートが200MAの上下どちらで推移しているのか確認する

200SMAは相場参加者全員がもれなく意識している超重要なMAです。もはや抵抗体であるといっても過言ではありません。

そのため、チャートが200SMAよりも上で推移し始めたのであれば、「買い勢力が強い=上昇しやすい」

ロング(押し目買い)を狙うべき。

※ただし、200SMAとの乖離が著しい場合は、逆張りショートもありです。

逆に、チャートが200MAよりも下で推移し始めたのであれば、「売り勢力が強い=下げやすい」

ショート(戻り売り)を狙うべき。

※ただし、200SMAとの乖離が著しい場合は、逆張りロングもありです。

そして、この「押し目買い」をしてからの上げ⤴、「戻り売り」をしてからの下げ⤵こそが、

エリオット波動の第3波なのです。直近のキレイな高値と安値の位置関係に着目!

直近のキレイな高値と安値の位置関係に注目する

手順3つめは、「直近のキレイな高値と安値の位置関係」に注目してください。

これ、めーーーっちゃ重要です!!!!!

4時間足を制するものはトレードを制する!と個人的に勝手に思っております。なぜそんなに重要なのか?

それは、1時間足や15分足など下位足で戦っているデイトレやスキャルパーも巻き込むことができるからです。

どういことかというと…

A 4時間足のスインガー 「上がると見ている」 VS 1時間足以下のデイ・スキャ勢「下がると見ている」

B 4時間足のスインガー 「上がると見ている」 VS 1時間足以下のデイ・スキャ勢「上がると見ている」

AとBを比べると、どちらが上昇しやすいでしょうか?

そうです。Aですね。

フラクタルな時間足において、複数の時間足の相場参加者の目線が揃う時、相場は一方向へ推進するのです。これがいわゆる「トレンドが出る」というやつです。関ケ原の合戦で小早川が寝返ったことで一気に決着がついたようなイメージです。

そして、直近のキレイな高値と安値の位置関係に注目することで、現在トレンドが出ているのか出ていないのか?(レンジ相場なのか)がわかります。

なお、4時間足はローソクが1本形成されるまでに4時間かかりますから、兼業の方でも扱いやすくて値幅も狙える、初心者向きの時間足といえるでしょう。日足だと時間がかかり過ぎて性に合わない方にもおすすめです。

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実際のチャートで試してみよう!

ではここからは、上記の3つの手順で具体的にどのように第3波を捉えにいくのか解説します。

以下のチャートは全てドル円の4時間足を用いています。

画像左側、水色の□が続いていますね。パッと見でキレイに高値と安値を切り下げてきているのがわかります。

その後、急上昇し、直近のキレイな高値を価格が上抜いてきました。

直近のキレイナ高値を上抜かれた!=下降トレンドの終焉 を意味します。

そしてこの上昇をひとまず「第1波」とカウントしましょう。

長らく続いた下降トレンドが、上昇トレンドへ転換すべく、準備し始めたと見ることができます。

我々は第3波のトレンドを狙うので、つまり、第2波の終わり際を狙えば良いわけです。

第2波は調整波ですから、調整にはある程度の時間がかかります。すぐに跳びつかず、なるべく低い位置での押し目買いを狙います。(緑線:200SMAとの位置関係にも目配りしつつ。今回は乖離があるので、200SMAより下で価格推移しているけどもロング狙い)

前回安値に引き付けたところでロング。あとは神のみぞ知るです。

うまいこと伸びたらラッキー♪

損切りにかかっても、計画通りトレードを執行することだできてハッピー♪

くらいの心持ちで、ロットは抑えて淡々と繰り返せば、トータルで負けることはないでしょう。

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初心者は4波と5波のことは考えなくてOK

4波と5波については、より難解なので「捨てる」という戦略も全然アリです。難しい局面に手出しして無駄な損失を出すくらいなら、値幅が取れる3波に集中して一貫性のあるトレードを維持する法が利益が残ります。

FXは得点を多く取ることよりも、失点を少なくすることに意識を向け続けなればうまくいかないでしょう。

以上、簡単にですが、エリオット波動の第3波の狙い方についての解説でした。

少しでも参考になれたなら幸いです。お読みいただきありがとうございました。

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